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2018.08.08

ドバイの修理業者の技術力 ハイエース スライドドア増設

こんにちは3WMのミスターTです。



中古車、中古パーツを海外現地法人の


ドバイ、チリ、ウガンダの3拠点で


販売してきた経験を活かし



海外ネットワークを活用し、日本と比べて


人件費が安い海外で旧車をレストアして


再輸入するプロジェクトを進行中です。



今日はレストア中の車両の進捗確認で


UAEに出張した時に訪問した


現地修理工場のレポートです。


 


豪華なホテルや世界一高いビルなど


お金持ちが多いという


イメージが強い中東のドバイですが



もともと中継貿易地点として


古くから栄えており



世界中から多くの人やモノが


集まっています。



日本からも多くの中古車や


中古重機が輸出されており、



ドバイの中古車専用のフリーゾーンでは



物理的な距離と訪問ビザの都合上


日本になかなか買付けに来ることができない


アフリカ諸国の中古車バイヤー達が




日本と比べて買付けに訪れやすいことから


ドバイに買い付けに訪れています。



多くのバイヤーが買い付けに来る


中古車専用のフリーゾーンの周辺には



バイヤーの需要を満たすために


自動車に関する様々なサービスが発展して


きました。



サービスの内容は



一般的な車の修理及び整備に加え



左ハンドルの自動車を探している


バイヤー向けに


ハンドル位置の改造をする整備業者、



経年劣化したり汚れたりしてしまった


車の内装の張り替えを専門に行う


内装修理業者、



事故車の修復を専門に請け負う業者など



インターネットを利用した直接売買が進み



ドバイのような中継貿易地点は


存在価値が薄くなっていくのではと


言われることもあった


中古車フリーゾーンですが



日本での作業では


工賃が高くてコストが合わないような


改造や修理を格安で請け負ってくれる


業者の数が豊富なドバイは



中継貿易地点ならではの


サービスを提供する業者の存在により



日本からの直接輸出では提供することが


できない価値を中古車に与え



インターネットの普及により情報が


広く行き渡った現代においても



日本で発生した中古車が


わざわざ他の経由地を通って



また他の国々へ再輸出され続けています。


 



世界中の中古車バイヤーに愛されている


200系のハイエース



中古車オークションでも両側スライドドア


車両の方が落札相場は高いですよね。



ただほとんどの車両は左側のスライドドア


のみとなっています。



右ハンドル、左側通行の日本では


乗車する人の乗り降りも左側の方が


便利ですよね。



タクシーとして利用されることが


多いハイエースですが



左ハンドル、右側通行の国に輸出されたら



スライドドアが左側だけだと


乗り降りが不便になります。



ハンドル交換を専門に請け負う業者が


多いドバイですが



需要に応じて、スライドドアの増設を


行っている業者もいます。


 



右側にはスライドドアがなかった


ハイエースですが



右側にもスライドドアを取り付けるため


大胆に車体がカットされています。





別の車体になりますが、



右側スライドドアを取り付けられた


ハイエースです。



見ただけでは後付けされたと気づくことが


出来ないほど自然な仕上がりになっています。


 



その他の改造済車両も


取り付けた後の動作確認の為、


何回かドアの開閉をさせてもらいましたが、



気になる引っ掛かりや詰まりもなく


スムースに開け閉めすることが出来ました。



ドアを閉めた状態の仕上がりも不自然な


ところがなくキレイに増設できています。



内装及び外装の修理に関しては


ドバイの業者の価格はリーズナブル


品質も高いことから



日本から輸入された多くのハイエースが


また再輸出されるために



中継貿易地点のドバイで次の国の


需要に合うように改造と整備が行われて


います。



中古、新品を問わず


部品の調達がしやすいドバイで


改造されたハイエースは


ここからまたアフリカに輸出され


乗合いバスとして活躍するようです。



日本からわざわざ中東に輸出され



右ハンドルから左ハンドルに改造され


スライドドアまで増設するコストを考えると



オリジナルの左ハンドルの中古の


ハイエースを買った方が早くないかと


考えてしまいますが



このサービスが普及しているところを見ると



コスト的に日本の中古ハイエースを買って


輸送費を払い、現地で改造した方が


オリジナルの中古車購入よりもコスト面で


メリットがあるということでしょう。



また、よく言われているUSED IN JAPAN


ということも影響されているかもしれません。



200系のハイエースは商業利用以外の


個人でも大切に乗られている方が多い車両です。



日本で大切に扱われたハイエースなら


この先何年もパワフルに活躍してくれることは


間違いないですね。



中継貿易は効率の面から見ると


無駄があるように思えますが



日本では提供できないサービスを


受けられることにより


その立地が活かされているのだと感じました。



レストアプロジェクト


この海外の技術力とコストメリットを活かして


進めていきます。



レストアのご質問ご相談は


下記担当者まで



担当:久世


携帯:09051149823


メール:kuze@3wm.co.jp



旧車の販売の協力店を探しています。


 

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